もうすぐやってくる梅雨のジメジメカビ対策 ~いろいろ試してこうなった~

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みなさん、突然ですが、家のカビ対策どうしていますか?オーシャンビューと言えば聞こえはいいですが、海の近くの賃貸マンション…梅雨時からのカビに悩まされた日々でした。

 わが家は海の見える埋め立て地にたつ賃貸マンションの一階。ロケーションは素晴らしい。でも、海の近くで育ってきたので「あぁ海だ」とあまりなりません。住んでみて初めて知ったことは、鉄筋コンクリートの1階、海が近いということのデメリット。梅雨から夏の湿気がすごい!!そしてこれまでに、スーツ、壁、ひな人形の屏風、革ジャンe.t.c. いろいろなものをカビでダメにしてきました。

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無対策だったわけではありません。いろいろなものを試してきました。これまでに試してきたものを紹介します。今の家に越してきてから長い長いカビとの戦いがスタートしたのです。

除湿剤 ~じょしつざい~

 湿気取り用の除湿剤はいろいろなタイプのものが売られています。クローゼットに服と一緒にかけるタイプ、押し入れの中に入れると水が溜まるタイプなど、その用途によっていろいろな形状のものがあります。これは目に見えて水が溜まっていくので、気持ち的にはとても安心できるのですが…すぐに水がいっぱいになり、次から次へと新しいものを購入しなければなりません。単価は安いのですが…コストパフォーマンスとしては疑問が残ります。それでも小さな押し入れや下駄箱くらいには重宝しています。クローゼットや壁紙のカビなんかには、全く機能しません。

炭 ~すみ~

 炭は呼吸をするそうです。そんなわけで押し入れやクローゼットに炭を入れておくと、湿気の多いときは炭が湿気をすって乾燥させ、周りが乾燥していると炭から湿気が放出されるというものです。床下などのカビ対策に使われていることが多いそうで、これにまずは挑戦してみました。炭のクッション?のようなものを作って対策部屋に置いたり、ベッドの下や下駄箱、押し入れの布団の間なんかに置いたりしています。きっと効果はあるのでしょうが、目に見えて「あぁあぁ、こんなに変わった」という効果を感じられないのは、わが家のジメジメがそのレベルではないからでしょう。

空気清浄機 ~くうきせいじょうき~

 カビ対策のためにいくつかの空気清浄機を購入しました。その中でも、これは効果があるなぁと感じたものはシャープのプラズマクラスターです。電気屋さんにカビ対策を相談したときに紹介されたのがプラズマクラスター発生器です。現在は、プラズマクラスター発生器は携帯用のものしか売られておらず、空気清浄機にプラズマクラスター発生器を搭載する機種が何種類も出しています。プラズマクラスター7000ではあまり効果がないようです。プラズマクラスター25000を搭載したものを購入し、日の当たらない寝室で利用してきました。壁のカビが無くなるわけではなく、カビの繁殖を抑える効果があります。以前は天井近くに黒カビが出ることがありましたが、プラズマクラスター発生器を利用するようになってからは、あまり気にならなくなりました。こちらは個人的には結構、オススメのカビ対策だと感じています。それでもやっぱりクローゼットの中などはカビが出てしまいます。

スプレータイプのカビ防止剤 ~スプレーかん~

 住み始めて何年もカビ対策に悩んできましたが、数年前から部屋ごとにスプレーするタイプのカビ防止剤がいくつか発売されています。最初はお風呂のカビ防止が多かったですが、この頃は部屋用のものが発売されています。2か月に一度、散布するようものです。こちらも利用してみました。カビの生える時期の前に一部屋ごとに散布するわけですが、結構な単価がかかります。それをいくつも2か月おきに…。どうしようか困っているときは一度買ってみようと思うのですが、継続的にとなると躊躇してしまいます。家じゅうの部屋に一通り利用しました。ただ、効果があるのかも目で見てわかるものでもなく、カビの生える時期の前にということで、季節的にカビが生えないのか、効果を確認するというとこまで行けなかったのが我が家の現状です。

除湿器 ~じょしつき~

 空気清浄機は加湿機能をもつものはたくさんありますが、除湿機能をもっているものは、あまりありません。そして、除湿機能があると、値段がぐっと上がってしまいます空気清浄機といえば、うるるとさららで有名なダイキンです。電気屋さんで聞いてみても、空気清浄機ならやっぱりダイキンとオススメされます。カビ対策を是とする我が家にももちろん除湿機能付きの空気清浄機があります。話はそれますが、ダイキンの空気清浄機の機能はとても高くて満足をしています。どういう時に感じるかといえば、お手入れサインが出た時に空気清浄機を掃除するときです。「あぁこんなに空中にはホコリが浮遊しているのかぁ…」とちょっと引いてしまうくらいに汚れています。冬になると加湿機能もしっかりと機能していて3㍑タンクに満タンの水も半日で給水サインが出るくらいです。そして、同様に除湿機能もパわらフルです。夏のジメジメ期には、こちらも半日で満水サインが出て、水を捨てることになります。コンクリートの建物はそれくらい、冬は乾燥し、夏は湿度が高いということにつながるわけですが…。そんなわけで、生活空間のこと全般を総合的に考えるとダイキンの徐加湿機能付き空気清浄機一択となるわけです。

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除湿機能付きのダイキン除加湿ストリーマを導入すれば、一年中、部屋の環境は良いのです。

ところがこの高機能空気清浄機にも…問題点があった!!

ところが、最大のネックがあるのです!!それは、半日でタンクが満水になってしまうということです。どんなに除湿機能が高くても、例えばダイキンの現行機種ではコンプレッサー式で8~9㍑(50hzと60hzの違い)の除湿機能があります。でも、タンクは3㍑しかありません。これでは力の持ち腐れどころか、泊りで出かけていれば除湿機能をほとんど利用していないことになります。

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そんなわけで、我が家のカビ対策を何年も何年も考えてきた結果、これに落ち着いたのが常時除湿できる除湿器です

常時除湿器があれば乾燥室をつくれる

 そこで、常時除湿することが必要な時期にどうするかを考えた時に、排水機能付きの除湿器にいきついたのです。常時排水とはどういうことなのかというと、ホースを取り付けることができるのです。このホースを取り付けられる除湿器が三菱電機の「サラリ」です。除湿機能は1日15.5㍑~18㍑というハイパワーです。タンクは4.7㍑と大容量ですが、ここには水を溜めずに、ホースから水は常に排水されていくので満水で止まることはありません。なので、お風呂の脱衣所に洗濯機が置いてありますが、天気の悪い日や夜干しは脱衣所に洗濯物を干して除湿器をかけ、ホースをお風呂場に伸ばしておけば、乾燥室の出来上がりです。

我が家の乾燥室です
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浴室乾燥をするよりも絶対に電気代はお得です。そして、夏は自動除湿で朝までには洗濯物は乾いていますし、湿度の低い冬は冬モードがあって部屋の湿度に関わらず除湿してくれるので洗濯物もしっかりと乾きます。

いろいろ試して我が家の結論 除湿器

 少しまた話がそれてしまいました。我が家は最初に洗濯乾燥のために三菱の除湿器を購入したのです。そして、これまで書いてきたようないろいろな方法でカビ対策をしてきました。そして行き着いた先が、連続排水の除湿器をもう一台購入することにしました。これまで家族それぞれの部屋のクローゼットに入っていた服を一つの部屋に集合させました。(余談ですが…私が書斎として使っていた部屋をカビ対策のために一部屋丸ごとクローゼットにしました。私は寝室の隅に机を移動しきました。涙)

 家じゅうの服やカビテは困るような五月人形、ひな人形を一つの部屋に集めて、そこで三菱電機の「サラリ」を新しく導入したのです。しかも、大きいサイズの除湿器です。除湿機能は驚きの1日に24.5㍑で、排水タンクも5.5㍑です。ホースが取り付けられなければ半日もたたずに満水で停止してしまいますが、ホースを取り付ければ連続排水できます。

 では、連続排水するためのホースを取り付けて、どこに排水しているのかということですが、窓のサッシの部分です。窓は密閉しているようで少しの隙間があります。サッシのところに水を流すとチョロチョロと外へ水が流れていくのです。これを利用しました。

 書斎が無くなったのは、とっても残念ではありますが、これでカビとの長い闘いに終止符が打てると思うと、満足している自分もいます。冬でもしっかり除湿していますが、気温が低くなれば除湿機能が落ちるのがコンプレッサー式の特徴です。現在は自動運転で湿度38%です。ところがこれが夏の暑い時期では湿度30%をしっかりキープしてくれます。

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いろいろと試した結果、連続排水のできる除湿器に落ち着きました。これで子どもたちの大事なひな人形や五月人形。そして、革靴や革ジャンなどもカビとおさらばです。もともとは書斎だったので本棚もあります。本も湿気対策が必要なので一石二鳥と思うことにしています。

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