日本トリムのTORIM ION整水器について

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この前、我が家に「トリムイオン水がやってきた」という記事を書きました。あれから、トリムイオン水?ってなんだ?と思いながら今回はちょっとしっかり調べてみました。

トリムイオンって??

 日本トリムという会社の浄水器ならぬ整水器をわが家に設置しました。トリムイオン(TRIM ION)電解水素水整水器ということなので、トリムイオンとはなに?と思って調べてみました。水素イオンとか、カルシウムイオンとか、ナトリウムイオンなどの電解質の中に、トリムイオンというのがあるの?聞いたことないけどなぁ?と疑問に思ったのです。調べてみると、トリムは会社名のことのようです。そして、ウィキペディアによると、英語の動詞 trim。名詞形はトリミング (trimming)。トリムする者はトリマー (trimmer)。意味は「一部を切り除くこと」からイオンの一部を取り除いて、電解水素水をつくりだすということがわかりました。

水素水??なんですの??

 リトマス液によってわが家の水道水のphを量ってもらったところ、おおよそPH7で中性の水でした。TRIM IONによって整水された水は、リトマス液が青色に変化させるアルカリ性です。水素水というのは、水素分子が含まれる水のことです。薬局やスーパーで水素水といって、ボトルを購入して注入するようなものは、水素のボンベがあり水素を充てんするタイプです。日本トリムのTRIM IONは、電気分解によって水道水の水素濃度を上げることで、電解水素水をつくることができます。

なんで、水素水?

まずは「活性酸素」だ

 水素水がなぜ良いかの前に、「活性酸素」について調べてみましょう。活性酸素を調べてみると、そこには「老化」という文字が出てきます。酸素を使って活動する私たちは、高濃度の酸素カプセルなどに入ることで、疲労回復したりする効果もあります。私も酸素カプセルは利用したことがありますが、確かにすっきりするのです。でも、酸素の中には不安定なものがあり、これを活性酸素というそうです。活性酸素は細胞内で免疫や代謝調整など生命維持に重要な貢献をしますが、一方で細胞を傷つけてしまうことが問題です。それによって老化や癌、動脈硬化などが起こります。活性酸素を多く発生させる要因は、ストレスやたばこ・紫外線や過度の飲酒など、聞くだけでなんとなく不健康な生活習慣です。

でも、「抗酸化作用」がある

 私たちは活性酸素に対して、抗酸化作用という酸化から自分を守るためのシステムを自前で持っています。ストレス発散したり、野菜やビタミンなどの抗酸化食材を摂取することで自然に酸化防止ができるのです。

それを聞くと安心できない??

 「そうか、抗酸化食材を取ってストレス発散すればいいのか」と、ならないのが現代人ですよね。私も調べれば調べるほどに活性酸素への対策が必要では?と思ってしまいます。そこで、酸化したものを中和させるには…どうすべきか??そりゃ中学校の理科の授業で習ったアルカリ性のもので中和させるということになるんですね。なんとなく納得した私は単純なのか?

心理学的には…

 心理学を少しばかりかじった私は、自分で納得して効果があると思って飲むことが一番大事だと思います。せっかく高いお金を出して導入しても、疑心暗鬼では効果は少ないですよね。浄水器の多くは効果よりも、水道水よりも健康的だと思って利用することで効果があるのだと思います。ちなみにこのTRIM IONは医療機器としての認可が出ているというのも、後押ししてくれます。薬にも効果があると思うことで実際に薬効はないのに自覚する効果があるという「プラシーボ効果」が報告されています。導入したからには効果があると思って続けることが大切だと私は思います。

ちょっと比較

ちなみに市販の水素水

 伊藤園がH2という水素水(https://www.itoen.jp/suisosui/)を出していますが、こちらの濃度は0.3ppm~0.8ppmです。それがどれくらいかというのは、化学の授業になってしまいますが、ppmは100万分の1ということなので、1㍑に1㎎の水素が含まれていることになります。ということは一缶310mlの中に0.09㎎~0、24㎎の水素が含まれているそうです。

日本トリムの水素水

 水素水を蛇口をひねって出して、ちょっと待つと音楽が流れます。そして、水素濃度が本体に表示されます。水素濃度のレベルはボタン一つで変えることができますが、出す水の量によっても違います。水量が少ないと、表示される値が大きくなるので高濃度の水素水が出ているようです。見た目は全く分かりません。ちなみに表示されている値の単位はppbで、ppbは10億分の1ということなので、1000ppbが1ppmとなります。下の表示では940ppbなのでppmに変換すると0.94ppmになるということです。

ちょっと水を多めに出すと、580ppbになりました。そうすると、0.58ppmになると言ことですね。

トリム (trim) なので…

 電解して、水素濃度の高い水ができるわけですから、一方で水素を取り除いた酸性水もできます。酸性水もいろいろな使い方があります。一般的には酸性水には消毒作用があります。

浄水おいしい

 水素水と酸性水を生成することができますが、浄水器としてももちろん利用できます。そして、水素水が最初はちょっと癖があるように感じますが、慣れてくるとおいしいです。一方で、浄水だけをした水も出るのです。これを飲んでみたらこれは確かに水道水か?と思うくらいおいしいのです。

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