剣道の袴を新規購入して履くまでの道のり1⃣

剣道をしておりまして、ただ、熟達者ではありません。初めて綿袴なる物を購入しました。剣道を昔からやられている方のおススメで右も左もわかりませんが、自分で武道具店に行って購入したのです。そして、お値段もびっくりするほど高いのです。さすが上手に売られるというか、高いA・B・C安いとすると、やっぱり人間の心理としてはBにしときましょと思うわけです。そんなこんなでBの袴を購入してきました。名前の刺繍を入れていただいて、いよいよ届いたので履いてみようと思って開けてみると…。どうもすぐに履いてはいけない様子。剣道の綿袴を履くまでの道のりをお楽しみ?ください。

私

そろそろ綿袴がほしいなぁ‥

そんな単純な思いで購入した袴がこれまでの化学繊維のものとは全く違うお手入れ大変な袴でした。さて、これをどうしたものか。

まずは、綿の袴は洗っているうちに折り目がどこかわからなくなってしまうそうです。勝った時はとってもきれいに畳まれていてビシッとしています。

こうやってきれいに畳まれているのが、洗ったり使ったりしているうちに、どこが折り目かわからなくなってしまうそうです。そのために「糸止め」という作業が必要だそうです。そんなわけで購入してすぐには履くことができず、まずは糸止めをしてみました。

この袴の折り目の部分を糸で縫って印をつけていくのです。赤く塗ったところに黒糸で目立たないように手縫いで目印を縫います。

藍の色なので黒い糸は目立ちません。それを目立たぬように前側を7か所縫っていきます。これが結構大変なんですよ。竹刀を持つ前にまずは針と糸からですね。

見えてるところの7か所に糸を塗っていきます。縫った場所を見てみるとこんな感じです。男の裁縫なのであまり上手でなくてもご勘弁。

とにかく、型崩れをした時に目印になればいいのです。表側が終わったら裏返して裏も5か所の目印を同じように縫っていきます。

最初は型崩れしないように、糸で真ん中が縫ってあります。それを切らずに折り目とその折り目が重なる場所に目印をチョークペンで書いておきます。そして、糸を切ってその内側の折り目を一つずつ目印をつけていきます。

糸を切って、中を一つずつ印をつけて、糸で目印となる線を縫っていきます。

1枚めくると下に、また折り目が登場します。その折り目の山を一つ一つ手縫いしていくのです。手縫いが得意ならいいですが…結構たいへんな作業でした。

この5か所を、先ほどと同じように縫っていって完成です。これを縫うだけで指先は藍の色で青くなりました。そして、ドラマを見ながらやっていましたが、慣れていないもので2時間ほどかかりました。

ここまで終わったら…一度、洗濯をすることになります。洗濯はまた明日…。

コメント

  1. […] 剣道の綿袴を購入して、まずは型崩れしたときのための目印を針と糸を使って作ったのは前回のブログで紹介しました。今回は新しい道着をそのまま着るのではなく洗濯をして藍が付くのを少しでも緩和しようとしてみました。綿袴を初めて洗うの巻です。 […]

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